昨日、バレンタインデーでクッキーとチョコレートを溶かして冷やし固めたものを作った記事を書きました。
自分でできあがりの写真をみるとやっぱり手形がホラー(笑)
今日、そのあまりを食べていたのですが、その時にふと思ったことがあります。それは…
チョコレートが溶けやすすぎる!!
ということです。
板チョコの状態のものは、手で持っている時にそこまで溶けやすい印象ではありませんでした。
それが、板チョコを溶かして冷やし固めたものを手で触るとそれだけでチョコレートが溶けて手についちゃうんですよ。
どうしてもそのことが気になって調べてみると、私がある工程を飛ばしてしまったことが原因だということがわかりました!
今回はそのことを書いていきたいと思います。
テンパリングとは
テンパリングとは、45~50℃に溶かしたチョコレートを25~27℃に冷やし、再び31~32℃に加熱してから冷やし固めるという温度調整の工程。
味覚ステーション: おいしい手作りチョコのコツ~なぜ「テンパリング」が必要なのか?~より
テレビで聞いたことはあるけど、実際にやるのは難しそうですね。でも、この工程を飛ばしてしまうと、せっかく作ったチョコレートが台無しになるかもしれないんです!
私は主人にあげるだけなのでいいですが(それどういうことや)、大事な告白の時にあげたチョコレートがまずい!なんてことになったら大変ですよね。
私はやりませんでしたが、大事な人にチョコレートを作る場合はテンパリングをやった方がいいかもしれません。
テンパリングをやる理由、やらないとどうなるの?
テンパリングをするとチョコレートを食べた時になめらかな口どけのチョコレートになります。
これは、チョコレートの成分であるカカオバターの結晶の粒径を細かくて密度の高い状態にするためにやるそうです。こうすることで、チョコレートがおいしくなるんですね。
なのでテンパリングをしないと、チョコレートが溶けにくかったり、逆に溶けやすかったり、ボソボソとした舌ざわりになったりします。
よって溶かしたチョコレートをテンパリングをせずにそのまま固めると、おいしくないチョコレートになってしまうということなんですね!
テンパリングのやり方(家庭でやる場合)
①45〜50度のお湯でチョコレートを湯煎して溶かす。
②ボウルに水をはり、溶かしたチョコレートが25〜27度になるまでゆっくり混ぜて冷ます。
③再び湯煎して31〜32度になるまでチョコレートをゆっくり混ぜながら加温する。
(混ぜるときは空気が入らないようにしましょう)
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冷蔵庫で急激に冷やしてはいけない!?
私はここを間違えました。
早く固まらせるために、冷蔵庫にいれてしまったんです(涙)
冷蔵庫にいれてしまうと、チョコレートのなめらかな舌ざわりが失われてしまうみたい…。
テンパリングを終えたチョコレートは、涼しい場所で常温保存しましょう。
テンパリングについて参考にしたサイト
バレンタイン前に知りたい!パティシエが教える、失敗しないチョコレートの作り方 | ほほえみごはん-冷凍で食を豊かに-|ニチレイフーズ
まとめ
お菓子に詳しい人でない限り、チョコレートをテンパリングする人はいないと思います。
でも、バレンタインデーのような大切な日には、おいしいチョコレートを渡したい!と思う人も多いですよね。
かなり手間はかかるかもしれませんが、おいしいチョコレートができると思うのでやってみる価値はありそうです。
この記事を書くことで「なぜ溶かしたチョコレートを固めると溶けやすくなったのか」ということがわかったので、個人的には満足です(笑)
料理は科学ってうちの母が言っていましたが、本当にそうだなと思いました(一応、母は元栄養士なんです)。
テンパリングの必要性について理解はしたけど、手間すぎるので次に作るときもやらないかもしれませんが、余裕がある人はぜひ試してみてくださいね!(笑)
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