この記事では、>炊飯器で簡単においしい七草がゆを作る方法を書いています。七草がゆは少し独特な味がして食べにくいイメージですが、この記事で紹介する七草がゆは子どもでもおいしく食べられるように工夫されていますので、ぜひ作ってみてください。
お正月のおせちについての記事も書いています。
七草がゆの由来
古い中国の習慣が日本に伝わり、醍醐天皇の延喜11年から正月7日に7種類の若菜を調進することが公式化され、枕草子にも7日の菜を6日に入がもて騒ぐの記事があるように、7日の朝、七草がゆを炊いて、無病息災を祈る習わしができたそうです。
って、少し難しい!!言葉がむずかしい!
私、そんなに頭良くないから、醍醐天皇出てきたあたりから、眠くなってきました(笑)
今の時代にあてはめて簡単に言うなら「年末年始で胃腸疲れたよね〜。おかゆと野菜で胃腸を休めようね。あと、今年1年間、みんな元気にすごせますように!」
ってことだと勝手に解釈させていただきました。
七草それぞれの野菜の意味
七草とは、春を代表する7種類の菜のことです。
具体的にセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです。このうち、スズナはかぶ、スズシロは大根のことだそう。ナズナはペンペン草です。ペンペン草って食べられるんですね!
昔の人は、これらの野菜に具体的にどのような効果があると知らずに食べていたはずです。七草がゆは非常に低カロリーでバランスのいい食べ方だそうで、昔の人はすごいなと思います。
あくまでも、これを食べたら絶対に効果があるというわけではありません。一般的にこういう効果があるよっていうことを書いておきたいと思います。
セリ:風邪、インフルエンザ予防、疲労回復、冷え性、貧血予防
ナズナ:風邪予防、健胃、食欲増進
ゴギョウ:せきやのどの痛みの緩和
ハコベラ:利尿作用、むくみの緩和
ホトケノザ:解熱、健胃、高血圧予防
スズナ:しみ・そばかす予防、貧血予防、リラクゼーション
スズシロ:二日酔い予防、消化健胃、ひび・あかぎれ予防、せきやのどの痛みの緩和、殺菌
先ほど書いたように七草がゆは低カロリー。お茶碗1杯で140kcalです。これは白米の半分のカロリーなので、とても低いですね。
そんな七草がゆをあるサイトのレシピを参考に作ってみました。
七草がゆのおすすめレシピ
私が参考にさせていただいたレシピです。
炊飯器で簡単に♪七草がゆ by こまつた 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが306万品
決め手は食べやすさです。鶏がらスープで味付けしてあって、食べやすそうだったのでこのレシピを参考にしました。私は大まかに作る工程を書いているので、詳しくはレシピをみてください。
まず、用意したのは七草がゆの七草セット、鶏がらスープの素、塩、卵です。
①ご飯を一合、おかゆの量のお水と鶏がらスープ、塩を入れて、炊飯器のおかゆモードで炊きます。
②おかゆを炊いている間に、七草を小さく切り、溶き卵を作っておきます。
③おかゆができたら、七草と溶き卵を入れてもう一度炊飯のスイッチを押し、七草に火が通ったら完成!
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作ってみて思ったポイントとは
・大根とかぶは、少し小さめに薄く切った方が、炊飯器で軽く蒸すだけでやわらかくなります。
・一合のお米でおかゆを炊くと、思ったよりたくさんできます。1合で3〜4人はおなかいっぱいになるくらいの量ができます。
・塩加減は小さじ1杯の塩と鶏がらスープの素大さじ1杯でちょうどいいです!心配な人は少なめに塩を入れて、薄いなと思ったら、炊き上がってから足してみるといいかもしれません。
・できあがったら、すぐに食べた方がおいしく食べられると思います。しばらく保温で置いておくとご飯が水分を吸ってさらに量がおかゆの量が増えます。1食で食べきれる量を作るか、食べきれなければすぐに冷凍するといいと思います。冷凍後は早めに食べてくださいね!
・七草は事前に下ゆですると、おかゆに加えてすぐ食べられると思います。ちょっと手間がかかるけど、おかゆを炊いてすぐに食べたい人は軽くゆでてもいいかもしれません。
まとめ
七草がゆは昔、1度だけ食べたことがあるのですが、独特な野菜の味がして美味しかったイメージがありませんでした。しかし、卵と鶏がらスープ、塩を加えることでとても食べやすく作ることができました。
使用させていただいたレシピを作ってくださった方に感謝です!ありがとうございました。
みなさんも今年1年間、元気に過ごせるよう七草がゆを作って食べてみてくださいね。